太刀魚(たちうお)

・「太刀魚」の名前の由来は、見た目の形から「太刀魚」と付いたという説と、エサ(獲物)を獲る際、頭を上にして立泳ぎをすることから「立魚」と呼ばれるようになった、という説などがあります。

・一般的な魚とは異なり、背びれが頭の部分から尾にかけて途切れることなく続いていること、腹ビレや尻ビレがなく、尾ビレも背ビレの延長にひも状に伸びています。最大で230㎝を超える記録もあるようです。

・主な産地は愛媛県で、次いで大分県、和歌山県となっています。

・底引き網や定置網で多く獲れますが、体に傷が付きやすく安値となってしまいます。釣り物は傷もなく綺麗で、活け締めされたものもあり、その分高値で取引されます。

・夏から秋にかけて、釣りの対象としても人気があります。

・小骨が多い魚ですが、骨離れが良く、塩焼きやムニエル、フライ、みりん漬けの一夜干しなどにしても非常においしい魚です。

〇刺身 〇つつ切りにした塩焼き 〇バナナフライ(バナナを挟んだフライにカクテルソースがけ)