鯏(あさり)

・あさりは産卵前の春先と秋が旬となります。

・魚へんに「利」と書いてあさりと読みますが、「利」には土(砂)を掘り起こすという意味があるのでこの字があてられたようです。

・貝殻の様々な模様は変化に富み、まったく同じものは二つとない、と言われます。

・日本中どこでも獲れますが、日本海側より太平洋側の方が多く獲れています。ただし、乱獲や環境の変化などで漁獲量が激減しており、各地で資源確保のための様々な取組みがなされています。

・味噌汁、酒蒸し、ワイン蒸しなど和・洋問わず重要な食材です。

・不足すると貧血の要因となるビタミンB12の含有量は貝の中では最も多く、良質のたんぱく質を多く含み、血中の余分なコレステロールを輩出し血液をサラサラにしてくれます。

・あさりは錆びた金物を入れて暗所に置くと良く砂をはきだします。

〇深川めし 〇あさりの佃煮