現代の名工・山本省三のお料理レシピ

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蒸す

鯛のふわふわ蒸し

鯛のふわふわ蒸し

材料

【一人前】
・鯛・・・一切れ
・かぶ・・・1/2個
・片栗粉・・・小さじ1
・卵白・・・1個分
・卵黄・・・1個分
・塩・・・少々
・酒・・・大さじ1/2
・とろろ昆布・・・適量
・めんつゆ・・・適量
・わさび・・・適量

作り方

  1. 鯛は半分に切り、酒・塩で下味をつけておく。
  2. かぶは厚めに皮をむいてすりおろし、水気を切って片栗粉を加えてよく混ぜ合わせる。
  3. 卵白に塩を加えてモッタリとなるくらいまで泡立て、片栗粉をまぶしたかぶに加えてかるく混ぜ合わせる。
  4. クッキングシートに、上記3を敷き、その上にタイをのせる。
  5. 蒸し器で10分程度蒸す。
  6. 出来上がったら器に盛り、卵黄、とろろ昆布をのせ、めんつゆかけ、わさびを添え、天盛りに木の芽などを添えて出来上がり。
卵白を泡立てるときは一般には塩は入れませんが、この料理には塩を加えて泡立ててみてください。
1945年9月11日生まれ。神戸市出身。秋田県横手市在住

学校を卒業後、大阪・東京にて料理修行に入り、昭和47年4月より、妻の郷里である秋田県男鹿市船越に移り、秋田市川反の割烹「玉美」の初板としてスタートする。
修業期間を含め約50年にわたり日本料理一筋に研究・開発に尽力し、秋田県の食文化に深く携わり、県内外の料亭・ホテル・旅館などに100数十名のお弟子さんがいる。
また、全国技能グランンプリや食育推進全国大会などの競技委員も長年にわたり務め、厚生労働省が行う技能検定・技術審査委員なども務めた。
現在は、秋田県横手市の「横手食と農のNPO」に属し、横手市内の保育園・小学校・高校等で食育・箸育講習指導を行うなど、横手市発酵文化研究所の調理開発部長の要職にある。また、弊社横手水産の顧問としても活躍中

・平成15年 現代の名工 卓越技能賞受賞
・平成18年 黄綬褒章
・全国料理コンクール 郷土料理部門において文部・農林・運輸の各大臣賞受賞
その他多数の賞を受賞